第7回日墨学長会議において筑波研究教育機構(仮称)構想関連セッションを開催

日墨学長会議は、日本とメキシコの高等教育機関による交流・連携の促進を目的として継続的に開催されている国際会議です。第7回となる今回は、筑波大学が幹事校を務め、令和8年9月27日から30日にかけて開催されました。 この会議の一環として、9月29日に筑波研究教育機構(仮称)構想関連セッションを開催し、筑波大学と連携大学院5機関が参加しました。本セッションは、大学のみならず筑波研究学園都市等に集積する研究機関との交流機会を創出し、日墨間における新たな連携の可能性を広げることを目的として実施したものです。

(日本側参加機関)
防災科学技術研究所
農業・食品産業技術総合研究機構
国立健康危機管理研究機構
理化学研究所 国土交通省国土技術政策総合研究所 ※資料配布のみ

セッション概要

セッション冒頭では、大矢晃久筑波大学筑波共創推進局長・大学執行役員が開会挨拶を行い、筑波研究学園都市を中心として大学・研究機関の連携強化を目指す「筑波研究教育機構(仮称)」構想を紹介するとともに、本セッションを契機とした日墨間の新たな研究連携への期待を述べました。

大矢晃久 筑波大学筑波共創推進局長・大学執行役員の開会挨拶

続いて、Cosme García様(メキシコ大使館 教育・科学技術協力担当参事官)から メキシコ側の参加大学および研究機関の紹介が行われました。

Cosme García 様
(メキシコ大使館 教育・科学技術協力担当参事官)

その後、防災科学技術研究所、農業・食品産業技術総合研究機構、国立健康危機管理研究機構、理化学研究所によるプレゼンテーションを実施し、日本側各研究機関から組織概要や研究分野、国際連携の取組等が紹介されました。

防災科学技術研究所
企画部 次長(国際担当)
松浦 象平 様
農業・食品産業技術総合研究機構
NARO開発戦略センター 副センター長
後藤 一寿 様
国立健康危機管理研究機構
研究企画調整センター 室長
城 有美 様
理化学研究所
国際戦略部 主幹
Jens Wilkinson 様

最後に、各研究機関によるポスター発表形式でのネットワーキングセッションを実施しました。メキシコ側関係者は各研究機関のブースを訪問しながら交流を深め、意見交換を行いました。

ネットワーキングセッションの様子
筑波研究教育機構(仮称)構想を契機とした国際連携の拡大

本セッションは、メキシコ側からの日本の研究機関との交流を希望する声に応えるため、筑波大学から筑波研究教育機構(仮称)構想協議会参画機関に参加を呼びかける形で実現しました。防災、農業、健康危機管理、基礎科学といった幅広い分野の研究機関が参加し、それぞれの研究力や国際連携の取組を紹介するとともに、今後の人的交流や研究連携につながる新たな対話の場となりました。参加した日本側研究機関はいずれも筑波大学の連携大学院パートナーであり、大学と研究機関の密接な連携を発信する機会ともなりました。

筑波大学は今後も、筑波研究教育機構(仮称)構想の推進により機関間の共創を促進するとともに、国際的な研究ネットワークの拡大を図り、筑波研究学園都市および関係研究機関の国際的プレゼンスの向上に貢献していきます。